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本と紅茶を一杯

読書記録と紅茶、ときどき雑記

自然と流れた涙「つきのふね」

このブログを開設して、約1週間。

なんと気づけば350人以上の方に訪問して頂いているようで、素直に嬉しいです。

これからも無理せず頑張りすぎず、更新していきたいと思います。

 

それでは、今回は森絵都さんの「つきのふね」という本の話です。

私は森絵都さんも読みやすくていいなと思っています。

とは言ってもまだ数える程の作品しか読んだことはないんですけどね(笑)

 

この話の主人公は中学生のさくら。

とある出来事をキッカケに不仲になってしまった親友の梨利(りり)とはもう何十日も口をきいていない。

そんなさくらの心の支えになっているのは智という青年。

しかし智が少しずつおかしくなり始めて…。

 

登場人物は数えるほど少ないです。

主人公のさくら、親友だった梨利、梨利を追いかける勝田くん、そして智さん。

主にこの四人で話は進んでいきます。

いや、梨利に至ってはほとんど出てこないので実質三人です。

 

この話はさくらの一人称で進んでいきますが、まず始まりが「植物がうらやましい

これだけで何があったのだろうと気になってしまいます。

後半になるまでさくらと梨利の不仲になった理由は明かされないのだけれど、その理由がまた中学生同士の友情を強く表していて良いです。

 

この本を読んでいるといろいろ考えることがあります。

人がおかしくなってしまったときに、その周りの人は何が出来るのかと。

本人は必死に何かと戦ってるのだと、もしくは今の状態がわからないのだと思います。

とにかく自分しか見えなくて、周りの人は、きっとそれが辛いのではないでしょうか。

でもそういうときにそっとそばにいる優しさを、私は持ちたいなと常々思います。

 

タイトルの意味がわかったとき、静かに涙がこぼれました。

私はよく泣くから、すぐ感動するから涙が溢れたのかもしれません。

けれども、この気持ちを、心を、忘れたくないなといつも思います。

 

つきのふね

つきのふね

 

 

 

 

 

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