本と紅茶を一杯

読書記録と紅茶、ときどき雑記

軽快な文章リズムが大好き「マルタ・サギーは探偵ですか?〜レド・ビァ事件〜」

私は主にハードカバーの本を読みますが、文庫版も結構家にあります。

ライトノベルも多いです。

というわけで今日はそんなライトノベルの話。

 

野梨原花南さんの「マルタ・サギーは探偵ですか?〜レド・ビァ事件〜」について話します。

こちらはシリーズもので一回完結したらしいのですが、私はちゃんと読んでなくて、今回富士見L文庫から新しく復刊されたとのことで購入しました。

 

野梨原さんは私の性格の根底を作ったと言っても過言ではない方で、これとは別の作品なのですがちょーシリーズというのがキッカケで好きになりました。

優しく柔らかな文章がとても好きで、かつたまに見せる笑いどころがクセになります。

 

で、これはどんな作品かというと、学校を辞めた高校生、鷺井丸太(さぎいまるた)が何の縁か謎のコンビニ「アーバーズ」へと来てしまう。

カップラーメンを買いに行ったはずなのに、ついでに当たってしまったカードが一箱。

そのカードをキッカケに、丸太は異世界へと迷い込み、そこで数々の事件に関わることとなる…。

 

実はこの話、最初本になったときこの巻しか読んだことなかったんです。

しかも何年も前の話で。

でも好きな作品だったし覚えてるかな?と思いきや、それがあまり覚えてなくて(笑)、それが逆に面白くあっという間に読めました。

いや、それでなくてもこの作品は面白いのですが。

 

丸太が自らをマルタ・サギーと名乗り、異世界で最終的に辿り着いた霧の街オスタスはとても魅力的な街です。

個性的なキャラクターが出てきて、バタバタと色んなことが起きて。

その出来事が気になってしまい、私も世界に入り込んでしまいます。

 

この本には好きな言葉やセリフがたくさんあります。

特に好きな言葉というか、文章なのですが、「どうぞ水面のように揺れないで。ダイヤモンドのように確かな自信をあなたは持って構わない」という二文が、とても野梨原さんらしくて素敵な表現だなぁと思います。

 

この後も話は続くのでとても楽しみにしています。

探偵もの、と言っているのに、その解決方法が特殊なのが面白いです。

マルタ・サギーは探偵ではありません。

名探偵なのです。

 

 

 

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