本と紅茶を一杯

読書記録と紅茶、ときどき雑記

少女たちの格闘技「赤×ピンク」

今日は祝日ですが仕事でした。

帰って冷やし中華を作ったらちょっと疲れが出ましたね。

明日休みで良かった。

 

今日は再びの桜庭一樹さん。

「赤×ピンク」という本の話です。

私が持っているのは、解説が山崎ナオコーラさんである角川文庫版。

この本は東京・六本木、廃校になった小学校で夜毎行われる非合法ガールズファイトを舞台に、3人の女性たちを主人公にそれぞれ短編が紡がれています。

 

私がこの本を初めて読んだのは確か10代の後半。

そのときに同じ10代である彼女たちが、苦しみ、戦い、前に進んでいくのを見て、夢中で読んだのを今でも覚えています。

再び読んでみるとなんだか色んな意味で懐かしさを感じます。

 

「わたしは生命力が弱い

生きることそのものに偏差値をつけたら

42ぐらいなんじゃないかと思うんだ」

始まりの短編に記してあるこの言葉にハッとしました。

生きることそのものに偏差値をつける。

そしてそれが42ぐらいなんじゃないかということ。

じゃあ私は…?とつい考えてしまいます(たぶん私も低いでしょう)

 

非合法ガールズファイト、というだけあって戦闘…というか格闘技のシーンもあります。

テンポ良く進む言葉は読んでいて世界に入り込んでしまいますね。

桜庭さんはたまにこういったシーンを書いても全然テンポが崩れなくて読みやすいなぁと思います。

 

少女たちの生き様はとても素敵。

相変わらずまた読みたいと思わせる作品です。

 

赤×ピンク (角川文庫)

赤×ピンク (角川文庫)

 

 

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