本と紅茶を一杯

人・本・紅茶を愛す。自分も大切に。

SFの世界へようこそ「星へ行く船」

近頃、生活のリズムが崩れたり体調が悪かったりで良くない日々が続いてました。

原因がわかったのは昨日。

予定の詰め過ぎはいけませんね。

 

さて今日は、先日読み終わった新井素子さんの「星へ行く船」のお話です。

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この作品はSFもののライトノベルなのですが、コバルト文庫で出していたものに大幅に加筆・修正を加えた、「星へ行く船シリーズ」の第1弾です。

 

最初は「俺」という一人称が出てきたからてっきり主人公は男かと思ったら、変装していただけで本当は「森村あゆみ」という女の子が主人公。

簡単に大筋を説明すると、このシリーズはあゆみちゃんが地球を捨て、火星へと家出するという物語です。

 

最初に入っている話は、その地球から火星へ家出する過程の、宇宙船の中で事件が起こるというものです。

登場人物も割と少なめで読みやすいですが、「この人の正体これだったのか…!」と思うことが多々ありました。

騙された…というよりかはあゆみちゃん視点で物語が進んでいるので、よく周りを見ながら読まないと完全に情報を鵜呑みにしてしまいます。

 

他に入っている話は、やっかいごとを引き受ける事務所に籍を置く太一郎とともに、あゆみちゃんが火星にて起こる事件を解決する話や、事務所の所長と太一郎の話が入ったりしています。

後者は確か書き下ろしだった気がします。

 

読んでいて思うのは、「あゆみちゃんって真っ直ぐな性格だよなぁ」ということ。

とにかく前へ前へ突っ走る感じで、見ていて気持ち良いです。

「頑張れ!」と応援したくなるような。

そんなあゆみちゃんの一人称だからこそ、読みやすいというのもあるかもしれません。

 

この本は前に本屋でたくさん置いてあったのを見ていたので、どんな本か気になってました。

表紙がこういう感じなのでライトノベルだとは気付いたのですが。

 

なかなか読みやすく飽きもこない、面白いお話でした。

SFもの、というのもあまり読まないので良い経験にもなりました。

シリーズは全5巻らしいので、また機会があれば続きを読んでみたいです。

 

それにしても太一郎の話し方や性格が好きです…!

あゆみちゃんとの絡みが見ていて楽しい。

2人が結果的に結ばれたらいいなぁとも思うのですが、さてその先はどうなるやら。

 

本日もお読み頂き、ありがとうございました。