本と紅茶を一杯

朝活しながら、本と紅茶の楽しさを伝えるブログ

認識を改める「注文をまちがえる料理店」

おはようございます、菜子(なこ)です。

すっかり雪が積もり外は冬景色。

7年振りの大雪らしいです。

 

さて、今日は小国士郎さんの「注文をまちがえる料理店」のお話です。

こちらは私にしては珍しくノンフィクションの本。

 

なぜ手に取ったかというと、先日、朝活女子サロンで行われた読書会の課題図書だったのでした。

普段手に取らないような本が課題図書になるから、読書会は面白いですね(^^)

 

内容としては、認知症を抱える人が接客をする料理店のお話です。

認知症の方が接客をするので、もちろん間違えたり忘れたりします。

でもそれを怒らないで温かく「受け取る」

注文をまちがえる料理店はそんなお店です。

 

本には実際の認知症の方のエピソードがいくつか載っています。

どれも短くまとめられているので読みやすく、またその温かさに涙してしまいました。

悲しいから泣くのではなく、どこか安心した優しい涙。

なかなか味わえない、新しい体験でした。

 

認知症の方々が働く、ということで、小国さんは周りから反感を買ったこともあるそうです。

「心配」「笑い者にする気か」など、普通に考えればそう思いますよね。

でも違うんです。

人は人の役に立ちたいという気持ちを元から持っていると。

実際、働く認知症の方は楽しそうに働くそうです。

 

こちらの本を読んでいて思ったのは、「知らないということは怖いな」ということ。

認知症だけでなく、他の病気もそうですが、どうしてもそれについて知らないと偏見が生まれます。

認知症の人は働けない、と誰が決めたのでしょう。

認知症の人は何も出来ない、と誰が決めたのでしょう。

知ること、情報を得ることは偏見を減らすことに繋がるのではないか?と思います。

 

また、「受け入れる」ということの大切さもこの本では教えてくれます。

なかなか難しいですが、ありのままの受け入れること。

そうすると怒りなんかは最小限に収まると思うんですよね。

病気の方も健常の方も受け入れて、そうしたらもっと世の中が平和になるのではないでしょうか。

 

こちらの話が本当の話だ、というのに驚きます。

読み進めていくうちにどれだけこの企画が大変か、またどんなに心温まる企画かがわかります。

 

作中にあった「60分で出来ることを45分でやろうとしないで、90分かけてやる」という言葉は日常生活でも応用出来るのではないか、と思います。

今の世の中、何でも早く早く動いています。

でもゆっくりでもいいこともあると思うんです。

そのスピードの違いも「知って」いって、そして「受け入れる」

大切なことだと感じます。

 

いろいろと人によって感じることは違うと思います。

実話だからこそ思うことがある本なんだと、そう考えます。

 

注文をまちがえる料理店

注文をまちがえる料理店

 

 

本日もお読み頂き、ありがとうございました(^^)