本と紅茶を一杯

朝活しながら、本と紅茶の楽しさを伝えるブログ

何度でも森を歩く「羊と鋼の森」

こんにちは、菜子(なこ)です。

現在、埼玉の実家に帰っています。

いろいろ引っ越すのも大変で、ドタバタと忙しい毎日です。

 

さて、今日は朝活で再び読んだ宮下奈都さんの「羊と鋼の森」のお話です。

このお話はピアノ調律師の主人公がさまざまなことを感じながら前へと進んでいく物語です。

前の感想はこちら。

 

前回、感想記事を書いたときに感じたのは、氷の上を恐る恐る歩くような、そんな透明でありながら不安定な様子を文章全体から感じたのですが、今回読み直してみるとまた違うことを感じて。

静かで一歩一歩森を進んでいく、まさにタイトル通りだなと感じました。

不安定さを感じてましたが、むしろ大地を踏みしめてるなと。

 

前も書きましたが、双子の和音と由仁が好きです。

そして後半の2人の決意に涙。

朝活で読んでいたので朝からハラハラと泣いていました。

 

やっぱりこの物語は全体的に綺麗なんですよね。

読んでて辛いということがない、綺麗な物語。

心がスッと通るような。

 

そこがつまらないという人も、もちろんいると思います。

私の知り合いは「この物語は綺麗すぎる」と言ってました。

でもいいんです。

本に好き嫌いがあるのは当然ですから。

他の人はわからないけど、私は好き。

それでいいのではないかな、と思います。

 

また時間を置いて読みたいなと思っています。

心を穏やかにしたいとき、静かに落ち着きたいとき、そんなときにこの作品はいいのではないかなと思います。

 

ピアノの音を想像しながら読むとさらに楽しいです。

本物のピアノは私もそんなに経験がないですが、そこに羊が住んでいるという想像、素晴らしいな。

 

今度この作品の映画がやるみたいですが、どうなのかなと少し心配になります。

本のイメージがありますから。

でも一応、私は観に行こうとは思っています。

 

何度でも、物語の中の静かな森を歩きたいですね。

文庫版も出たので興味がある方はぜひ。

 

羊と鋼の森 (文春文庫)

羊と鋼の森 (文春文庫)

 

 

 

本日もお読み頂き、ありがとうございました!